就職活動中であったり、転職を決心したポスドクや博士課程の方なら、一度は聞いたことがあるだろう「アカリク」。
アカリクは、大学院生に特化した就職サイトですが評判や口コミを気にする人も多いでしょう。
就職サイト、転職サイトには大手の求人サイトが台頭しており、アカリクを使う必要性について疑問を感じている方も多いはずです。
「アカリクってなに?どんなサービスがあるの?」
「アカリクの評判は?悪い評判はない?」
どのようなサービスにおいても、このように考えてしまうこともあります。
そこでこの記事ではアカリクの特徴や、アカリクで使用できる就職サイトと転職サイトについて説明し、メリットとデメリットについても解説しています。
アカリクを使うべきかどうか自身で判断し、有利に就職活動をおこなっていきましょう。
アカリクとはなに?どんな特徴があるの?
アカリクとは、大学院生、ポスドクに特化した、技術職や専門職の求人を公開している就活情報サイトです。
大学院生向けの就活セミナーやイベントも運営しており、理系文系とわず大学院生であれば一度は聞いたことがあるでしょう。
ここでは、アカリクについて以下3つの観点から説明していきます。
- 株式会社アカリクが運営している
- 主なターゲット層は大学院生
- スタッフのほとんどが大学院卒
株式会社アカリクが運営している
アカリクは株式会社アカリクが運営しています。
株式会社アカリクの概要は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社アカリク |
会社名(英語) | Acaric Co., Ltd. |
URL | https://acaric.co.jp/ |
創業 | 2006年11月 |
設立 | 2010年5月 |
代表者 | 代表取締役社長 山田 諒 |
資本金 | 1億1500万円 |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階 |
電話番号 | 03-5464-2125 |
主な事業内容 | 採用・キャリア支援事業 – 大学院生、院卒社会人のための求人情報サイト「アカリク」の運営 – 新卒大学院生(修士/博士)・院卒社会人・ポストドクター・研究者に特化した人材紹介サービス – 就職・キャリア構築のための各種イベント・セミナーの企画運営 – 企業・大学キャリアセンター向けの採用コンサルティング 学生スタートアップ支援事業 – 学生のスタートアップを支援する「アカリクVALUATOR」の運営 – アプリ開発コンテスト等イベントの企画運営 研究・教育支援事業 – 「Cloud LaTeX」日本語などのマルチバイト言語に初めて対応した無料のLaTeXオンラインコンパイルサービス |
アカリクは幅広い事業を展開しており、主となる事業は以下3つと考えられます。
- 求人サイト
- 人材エージェント
- 就職イベント・セミナー
いろんな事業展開がされてるよ
求人サイト
アカリクは就活生向けの求人サイトを開いています。
とくに大学院生やポスドクをターゲットとしているため、高度な専門性を持った人材を求めている企業の求人が多く公開されています。
研究職などといった専門職が多く掲載されているので、専門職を目指している方にぴったりと言えるでしょう。
大手のサイトには掲載されていないような専門的な職種も多く掲載されており、就活生のなかには大手求人サイトと並行して確認している方も多くいます。
人材エージェント
転職支援者や就職支援者にコンサルタントがつき、二人三脚で就職をめざすサービスです。
アカリクのスタッフがコンサルタントとして担当しますが、アカデミア出身の方が多いため支援者に寄り添いながらサービスを受けることができます。
転職エージェントの場合は、主に企業での実務経験を持つ大学院卒の人や、ポスドクから転職を目指している人向けのサイトです。
企業や大学での研究経験を、活かせる求人を紹介してくれるエージェントサービスとなっています。
サイトは主に以下の2つがあります。
就職イベント・セミナー
就職イベントやセミナーもおこなっています。
とくに大学院生やポスドクを対象としたセミナーで、就職活動の方法、キャリアの構築方法などについて伝授しています。
主に理系分野のセミナーが多く、なかには上位大学の生徒向けのセミナーも開催されており、就職活動をする時の参考になることもあるでしょう。
通称「リケジョ」と呼ばれる理系女子向けのセミナーも開かれているので、大学院以上の方は必見のものが多くあります。
詳細は以下のサイトを確認してください。
主なターゲット層は大学院生
アカリクの最大の特徴は、ターゲットとしているのが大学院生であることです。
大学院生向けの専門職は、大手の求人サイトではあまり公開されていないことがほとんどです。
そのため、就職活動が難航したり職種が決まらないといった状況に陥る方も多くいます。
一方アカリクでは、大学院生向けの求人が多く集まっているので、就活生も楽に求人を見つけられるところが特徴的です。
ターゲット層を大学院生に絞ることで、技術職や専門職以外の職種を減らし、ニーズにあった求人を公開しているところがアカリクの大きい強みだと言えるでしょう。
大学院生がメインなのは珍しいね!
スタッフのほとんどが大学院卒
アカリクに在籍するスタッフのほとんどが、大学院を卒業しているという特徴があります。
そのため、ほかの求人サイトとは異なる寄り添い方をしてもらえるので、心強い味方に感じられるでしょう。
大学院卒でないと分からない技術職や専門職の違い、面接対策についても教えてもらいやすいです。
大手求人サイトでは、こういった特徴はなかなか無く、珍しさもあるでしょう。
大学院生は学部卒とは違う就職の難しさがあるので、スタッフが大学院生卒ばかりというのは、心強いですね。
大学院卒にしかわからないこととかもたくさんあるから、とても心強い!
アカリクの就職サイトについて二つ解説
アカリクには主にエージェントを利用しない就活サイトと、エージェントを利用する就活サイトの2つがあります。
今回は、以下2つの就職サイトについて解説します。
- アカリク就活サイトについて
- アカリクキャリアについて
アカリク就活サイトについて
アカリク就活サイトは、主に大学院生とポスドクがはじめて就職活動をする時におすすめできる就活サイトです。
大学院生の3人に1人が利用していると言われており、大学院生向けの求人が多く集まっています。
求人を掲載している企業は約200以上あり、ソフトウェア開発やインターネット関連、さらには医薬品会社も多く登録されています。
医薬品やバイオ系は、大手の求人サイトではなかなか見つかりにくく、レアな求人とも言われているため、多く掲載されているのは就活生にとってもうれしいですね。
アカリク就活サイトでは、つねにイベントやセミナーが開催されています。
主に理系の学生をターゲットとしたものが多く、企業が独占してイベントを開催しているケースもあります。
大学院生向けの求人は全体的に見ても少ない中、アカリクではこのように大学院生に向けた就活サポートをしているので、見てみるだけでも良い情報収集になるかもしれません。
大学院生向けのイベントも頻繁に開催!
アカリクキャリアについて
アカリクキャリアは、企業での実務経験がある大学院卒やポスドク向けの転職サイトです。
院卒者であれば理系文系問わず多くの求人を見つけることができます。
大学院生向けの求人のほとんどは、首都圏や関西がメインですが、アカリクキャリアには地方の求人も多く掲載されており、幅広く確認することが可能です。
非公開求人もたくさん登録されているので、確認だけでもするほうが有利に働くでしょう。
アカリクキャリア、アカリクともに登録料は無料です。
また、必ずしも年収があがるわけではなく、あくまで専門職専用の求人が閲覧可能なだけです。
しかし、就職活動の情報集めとしても活用できるので、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。
医薬品会社や地方の大学院卒向けの求人があるのはとてもありがたいよね!
アカリクを利用するメリット
アカリクは就活に関する情報を多く公開しており、さらには研究職や専門職に特化した求人も多く掲載されています。
このことからも、アカリクを利用するメリットは、以下4つがあると考えられるでしょう。
- 直接スカウトがくることもある
- 開催しているイベントが多彩
- 非公開求人も多い
- 院生が欲しいと思っている企業に出会える
直接スカウトがくることもある
アカリクを利用していると、企業から直接スカウトがくることもあります。
履歴書や研究内容を確認できるシステムが搭載されており、より履歴書を充実させるとスカウトの確率があがるそうです。
アカリクを通して直接スカウトしてくれる企業は、興味を持って連絡をしてくれます。
そのため温度感がたかく、面接などでも興味深く聞いてくれる事が多いです。
スカウトを通しての採用率は高く、履歴書を見てスカウトをしてくれるわけですから、ミスマッチも少ないと言えるでしょう。
もちろんスカウトがなくても採用はできますが、魅力的な機能といえるので、スカウトをしてもらえるよう履歴書は充実させておくほうが無難です。
とくに研究内容はしっかりと書きましょう。
長文になり専門性のある内容なので適当にかいてしまいがちですが、せっかくのチャンスを棒に振ることになりかねません。
履歴書を充実させ、目に留まってもらえるように準備をしてのぞんでください。
直接スカウトは自分の市場価値もわかってメリットがたかい!
開催しているイベントが多彩
アカリクが開催している就活生向けイベントは、ジャンルが多彩です。
ゲーム業界の就職イベントや、理系女子向けのイベントなど、ターゲット層を絞ったイベントが開催されているので、多くの人のメリットとなります。
とくに大学別に開かれるイベントなどは、他大学の生徒よりも有利に動くことができるため、とても人気の高いイベントになっています。
また、就活生向けの就活情報だけではなく、大学の教授や研究者が講師となるセミナーもあります。
こういったセミナーは就活の情報を知るのではなく、研究などに対する姿勢や勉強方法について勉強することができます。
大学院生やポスドクは専門性が高いことを学んでおり、アカリクに登録している人の多くは専門職を目指していこうとしている人たちです。
今後ずっと専門性のある職種で生きていくために、就活している段階から専門職のあるべき姿を学ぶことは、大切なことだと言えるでしょう。
面接官などは今後の将来を思い浮かべながら採用をとります。
自分がその企業の理念や将来に合っている人間だと証明するためにも、姿勢や態度を見直していく必要があるでしょう。
説明会やセミナーで自己分析も大切!
非公開求人も多い
非公開求人も多く存在します。
アカリクには、常時1000以上の求人が掲載されていますが、大手の求人サイトに比べるとその数は少し低めです。
しかし、登録すると非公開求人がみれるので公開されている求人だけではなく多くの求人を確認したい方は登録をおすすめします。
さらに、アカリク就職エージェントに登録すれば非公開の求人を紹介してもらえる確率もあがります。
専門性の高い職種は、採用人数をふやして多くとるという方法をしません。
どちらかというと1対1でじっくりと確認してから採用することが多いため、非公開求人を紹介してもらうことはそれだけでも有利に働きます。
「数うちゃ当たる」戦略で就職活動をしがちですが、自分にあう求人を見つけられる方が、双方ともにメリットだと言えるでしょう。
非公開求人で求人をさがそう
院生が欲しいと思っている企業に出会える
大学院生が欲しいと考えている企業に、簡単に出会うことができます。
大学院生の就職は、日本では難しいと言われているのが現状です。
博士課程やポスドクは企業にとって扱いにくいとも言われており、修士で一度、進学は止めたほうがいいと考えられています。
実際、採用面接官に大学院に進学したことを「勉強が好きなんですね」と言われて終わった経験がある人も中にはいるはずです。
日本での考え方は、大学院に進んだ人は企業向きではないとの考え方なので仕方ありませんが、折角専門性を高めたのに評価されないのはショックを受けますよね。
アカリクでは、専門性を高めた大学院生を求めている企業が多く登録されているため、そのようなミスマッチがありません。
しっかりと評価してくれる企業が多数存在するので、安心して就職活動ができます。
院生が欲しい企業は珍しい!チャンスをつかもう!
アカリクのデメリット
アカリクには、以下2つのようなデメリットがあります。
- 文系職種は少ない
- 上位大学の人が多く就活しにくい
文系職種は少ない
アカリクは主に理系の大学院生をターゲットとしているため、文系の職種はめったにありません。
そのため、文系の大学院生がアカリクで職種を見つけるのは困難だと言えるでしょう。
しかし、全くないわけではなく探すといくつか文系大学院生卒向けの求人も見つかります。
大手の求人サイトではほとんど見つけにくいですが、アカリクでは運があれば見つけることも可能なので確認することも大事です。
文系の人にはすこし向いてないサイトかも…
上位大学の人が多く就活しにくい
アカリクは大学院生向けの求人サイトですが、上位大学の学生も多くいます。
さらに修士課程だけではなく博士課程やポスドクの学生も多く登録されており、専門性の高い登録者が多く気おくれしてしまう人もいるでしょう。
特に修士と博士は専門性に大きな差があるため、修士卒業だとしてもほかの登録者に適わないこともあります。
そういった場合でも、履歴書などに書き込む研究内容はしっかりと書き、専門性があることをアピールするようにした方が良いでしょう。
上位大学が特別扱いされている感覚はあるかも
アカリクの良い評判・口コミ
アカリクに在籍しているスタッフの多くが、大学院を卒業しています。
そのため、大学院生の悩みや不安をよく理解できている人が多いので、このようにエージェントと面談をして後押しになることもあります。
大学院生の就職活動は学部卒の就職活動よりも大変なことがあるので、力になってくれる人がいることは、就活生にとってもメリットとなるでしょう。
アカリクCareerの面談、非常に有意義でした。
・大学院卒者の転職について知見が豊富
・科学知識も豊富
・無理な転職を勧めない— yoshikun (@hDMF2SG08pUVqqY) June 19, 2022
やはり、アカデミアにいた経験がある人がエージェントの方が、大学院についてよく理解しているので就職活動がはかどるようです。
大学院卒と学部卒では専門性に違いがあり、面接対策も異なります。
そういった細かい事情も理解している方が味方になると、心強くなりますよね。
博士が先行して入社していないと理解されないですし、それを加味した待遇も期待できないのでアカリクさんのセミナーなどでは企業選びのポイントとしてお伝えしてます。
学士のみの企業なんかだと「勉強が好きだったんですね」以上にならないです。 https://t.co/NoGP6LEYPA— 久松剛 (@makaibito) April 30, 2022
アカリクでは多くのイベントが開催されています。
企業のなかで大学院卒がどれほど重要視されているのか、とくにポスドクや博士課程の人にとっては、企業の考え方は一番重要な確認事項だと思います。
大学院生にターゲットを絞っているアカリクだからこそ、企業の考え方もわかるので、ミスマッチを避けるためにもセミナーなどには積極的に参加してもよいかもしれませんね。
アカリクの悪い評判・口コミ
アカリクが紹介してくれた求人、コンサルからの派遣会社正社員。。。なかなか難しいね。
— あんこ (@anko1586) June 15, 2022
思い描いている職種を紹介してもらえないこともあります。
大学院生向けの仕事は元々、数も少なく狭き門である場合が多いです。
大学院にいったからといって必ずしも専門職に就けるわけではなく、希望通りになれる人は多くはありません。
そのため、いくら大学院生に特化した就活サイトだとしても、このような結果になることは十分に考えられます。
理系向けの求人サイトのため、文系の学生にとっては困難に思う方もいます。
大学院卒向けと言われてはいるものの、ほとんどが理系向けの求人ばかりです。
アカリクにも文系院卒向けの求人はありますが、理系の求人との差は大きく、ほぼ見つからないといっても良いでしょう。
そう考えると、文系の院卒にとってアカリクは少し、就職活動しにくいサイトと言えるかもしれません。
アカリクはどんな人におすすめ?
アカリクが向いている人は以下のような人たちです。
- 専門職につきたい人
- 大学院生卒以上の職種を探したい人
- 大学院生用のセミナーに参加したい人
専門職につきたい人
専門職や技術職に就きたい人は、アカリクがおすすめです。
アカリクは大学院生向けの専門職や技術職の求人が多く掲載されています。
とくにバイオ系などは求人数が少なく、医薬品開発の研究職も大手の求人サイトではめったに見つけることができません。
あったとしても派遣などの求人ばかりで、正社員採用を見つけるのは難航します。
アカリクは、そういった求人を多く掲載しているので、見つけることが簡単にできます。
大学院にいった人の多くは研究職や専門職を目指して就職活動をおこなうでしょう。
しかし、実際はその求人数も少なく、見つけること自体が大変です。
アカリクなら、特化しているので自分の希望している職種を見つけることができるかもしれません。
専門職の求人は、大手の就活サイトではあまり見かけない。
大学院生卒以上の職種を探したい人
アカリクは大学院生向けの求人を多く掲載しているため、専門職ではないとしても「応募資格が修士課程以上」の職種も多く存在します。
通常の求人では、学部卒と修士卒で応募条件をわけることはなく、給料の差もそこまで広がらないのが現実です。
しかし、企業のなかには大学売院卒以上をとりたい企業も存在しており、そういった企業を見つけることにも、アカリクは使えるでしょう。
学部卒を多くとっている企業の場合、大学院を卒業していたとしてもその専門性に価値を見出してくれることは少ないです。
一方アカリクに掲載している求人ならば、大学院生についても理解しているので、価値観の合う企業に出会える可能性が高いといえるでしょう。
専門職じゃなくても、大学院卒以上を求めている会社も多い!
大学院生用のセミナーに参加したい人
就職活動時に開かれるセミナーなどは、学部卒の人向けのセミナーや説明会が多いです。
学部卒と大学院卒では、採用面接で伝える内容や履歴書の書き方まで異なります。
専門性の高い職業に就きたいとおもっている人ほど、できれば大学院生向けの就活セミナーなどに参加した方が、身になることを多く学べます。
アカリクは大学院生向けの就活セミナーやイベントを多く開催しているので、そういった意味でも参考になるでしょう。
大学院生向けのセミナーは数が少ないので、とても有益!
アカリクはどうやって使うのが良い?
アカリクを使うのであれば、賢くつかいましょう。
- 自分の市場価値をわかるために登録
- 就活セミナーやイベントに参加
自分の市場価値をわかるために登録
アカリクは、就活の情報がたくさん集まったサイトです。
さらに大学院生向けに特化したサイトなので、大手のほかの求人サイトではわからない自分自身の市場価値もわかるでしょう。
大学院生が就活の時に悩むのは、自分の専門性がどこまで通じるのかわからない点です。
そのため、アカリクに登録して自分の専門性がどれほど通じるのか確認するのも良い使い方かと思います。
就職活動は業界研究も大切ですが、自己分析や市場価値を見極めることも大切です。
実際に就職活動をしなくても、エージェントと話して就活の相談をするだけでも就活がやりやすくなります。
客観的に価値がわかるのは良いこと
就活セミナーやイベントに参加
アカリクでは、大学院生向けの就活セミナーやイベントが多く開催されています。
大学院生は基本的に研究と就職活動を並行させる必要があります。
研究室やゼミによっては就職活動を優先してくれるところもありますが、ほとんどの大学院生は、研究に多くの時間をかけるでしょう。
そうなると、就職活動の情報やセミナーに参加する時間も無くなり、参加しようと思ったときにはすでに何も開催されていないこともあり得ます。
アカリクは、大学院生向けの就活セミナーやイベントを頻繁に開催しています。
研究に忙しい大学院生向けの説明会がほとんどなので、このように頻度が高く開催されているのでしょう。
参加できるときに参加した方が有益だよ
アカリクに関する質問
ここからは、アカリクに関する質問について答えていきたいと思います。
- 登録方法は?
- 登録にお金かかる?
- 学部生は利用可能?
- 違約金とかは発生しない?
- 年収はあがる?
登録方法は?
アカリクの公式ホームページから登録してください。
登録にはメールアドレスやSNSを利用した方法があり、期間によってはアマギフがもらえるキャンペーンが行われていることもあります。
登録時は氏名と住所、就業状態などを登録するだけでよく、研究内容は後日あらためて記載する方法もとれます。
先に登録してしまってからまとめ直し、ほかの求人サイトと同時に登録することをおすすめします。
登録にお金かかる?
アカリクはどのサイトも登録料は無料です。
エージェントを利用する場合も、別途料金がかかるわけではありません。
そのため、登録だけして求人を確認する方法もありますし、セミナーや説明会の情報を集めるだけでも良い使い方ができるでしょう。
学部生は利用可能?
学部生の利用は可能です。
しかし、大学院生やポスドクに特化した求人が多く掲載されているので、応募できる求人は少ないかもしれません。
大学院に進学することを考えている学部生が登録し、就活情報を確認するのも良いかもしれませんね。
違約金とかは発生しない?
違約金などは一切ありません。
たとえばエージェントに登録して利用しなかったとしても、アカリクを通して内定をとらなくても、違約金が発生することにはなりません。
ただ登録だけしてみるという使い方もできるので、安心して登録しましょう。
年収はあがる?
アカリクに登録したからといって、年収があがるとは言い切れません。
中には、ポスドク時よりは年収が上がったと言っている人もいますが、全員に当てはまるわけではないでしょう。
実際、専門職や技術職は年収が高い職種なわけではないので、どの企業にはいるかで異なります。
アカリクキャリアなどを使用して転職をする場合は、年収についても相談してみると良いかもしれませんね。
アカリクは院生やポスドクに有利な就職サイト!上手に使いこなそう!
アカリクは大学院生やポスドクに特化した就活の情報サイトです。
とくに、理系向けの求人が多く掲載されており、理系の大学院生であれば登録して間違いないサイトと言えます。
大学院生用の求人は、なかなか見つかりにくく、学部卒と同じように就職活動をしていると、専門職や技術職を見つけるのは難航しがちです。
さらに、技術職や専門職は採用人数も少ないにも関わらず、求人自体を見つけにくいという状況にもなります。
日本ではまだまだ大学院生が就職しやすい社会にはなっていません。
さらに、ポスドクや博士課程は就職しにくく、あつかいづらいとも言われる始末です。
まだまだ大学院生が就職しにくい日本ですが、アカリクのように大学院生に特化している求人サイトを利用し、有利に就活をおこなっていきましょう。
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