「大学教員だけど副業がしたい」
「大学教員でも副業できるの?」
大学教員の方の中にも、副業をしたいと考えている方はいますよね。
ですが、大学教員でも副業ができるのか、不安に思っている方もいるでしょう。
先にお伝えすると、大学教員でも副業はできます。
ですが、大学ごとによってルールが異なりますので、しっかりと確認してから副業を行う必要があります。
本記事では、大学ごとによる副業可否についてや、大学教員におすすめする副業についてご紹介しています。
最後まで読むことで、大学での研究以外にも収入を得ることができるようになるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください!
国立大学教員は副業が禁止!私立大学教員は?
結論からいうと、国立大学の教員は副業はほぼ禁止です。
国立大学の大学教員は団体職員のため、団体職員独自のルールに従う必要があります。
公務員のように「副業は絶対禁止!」というわけではありませんが、それに近いルールが団体職員の規則には存在します。
団体職員のルールとしては、「副業は基本的に禁止」か、許可されていても副業の内容を大学側と話し合うことが殆どです。
副業ができたとしても、それは投資や不動産などの所得のため、思い描いているような副業はできないでしょう。
一方で、私立大学の大学教員は、民間とおなじで大学によってルールが異なります。
大学によっては副業禁止、副業OK、場合によって副業OKと段階わけされていますので、所属する大学のルールをきちんと確認しましょう。
国立大学 | 副業はほぼ禁止 |
私立大学 | 大学によってことなるが大体は副業OK |
大学教員におすすめの副業5選
では、大学教員におすすめの副業はどういったものがあるのでしょうか。
ここでは以下5つのおすすめの副業について述べます。
- 講演活動
- 執筆活動
- テレビ出演
- YouTube
- 企業の顧問活動
一つひとつ見ていきましょう。
大学教員におすすめの副業1「講演活動」
大学教員におすすめする副業1つ目は「講演活動」です。
自分の研究発表は大学での許可がおりやすいので、頻繁に開いている大学教員もいますよね。
講演会やシンポジウムなどを開催する際は、以下2つに注意しましょう。
- 交通費
- 開催にかかる経費
講演による報酬よりも、上記2つの方が高かった場合、副業の報酬として得られる収入は低くなります。
成功させるために頑張ることも必要かもしれませんが、収入面で言えばもったいないので、よく考えて行いましょう。
大学教員におすすめの副業2「執筆活動」
つぎに、大学教員におすすめする副業は「執筆活動」です。
専門書の執筆や、研究内容をまじえた生活本まで、様々な執筆で収入を得ることもできます。
たとえば、自身で執筆した教科書を制作し、生徒たちが購入しなければならない教科書に指定するなどの方法があります。
専門的な教科書は売上が伸びませんので、上記の方法で印税を得る教員も多いでしょう。
出版会社や出版状況によっても売上から得られる収入は変わりますので、執筆で副収入を得たいのであれば、事前にしっかりと学習するべきですね。
大学教員におすすめの副業3「テレビ出演する」
人気教授になると、テレビにひっぱりだこになります。
専門性のあるコメントや、わかりやすい説明はテレビを通して伝えるには必要なスキルだからです。
ですが、そういったニュースなどでコメンテーターとして出演できる人はごく一握り。
それなのにもかかわらず、バラエティ番組などに出演している大学教員は、ほぼノーギャラです。
収入を得られるような番組に出演するためには、より人気のある教員になるしかありません。
大学教員におすすめの副業4「YouTube」
YouTubeで学習系ユーチューバーになることもおすすめします。
近年SNSやYouTubeなど、ネットが発達してきましたね。
だれもが簡単にWebを通して収入を得ることができます。
大学教員ともなれば、その知識は膨大!
誰にでも分かりやすく嚙み砕き、情報を発信し続ければ大人数の目にとまります。
ついでに大学への注目もあがるでしょうし、一石二鳥です!
ただ、何かを発信するのが苦手だったり、話をするのが苦手な方には大変かもしれません。
大学教員におすすめの副業5「企業の顧問活動」
企業の顧問になることも、副収入を得ることが可能です。
ある程度名前が知られており、その分野ではピカイチの知識や情報を持っていれば、顧問として企業に雇われることもあるでしょう。
もちろん、会社の重大な意見をサポートする仕事なため責任は重大です。
一方で、副収入は沢山もらえるメリットもありますので、責任のおおきな仕事をしたい方にはおすすめです。
大学教員が副業をするときの注意点
大学教員が副業をする時には、以下2つの注意点があります。
- 大学側のルールをしっかりと確認すること
- どれぐらい稼ぐかを決めること
大学側のルールをしっかりと確認すること
冒頭でも述べましたが、大学によって副業のルールは異なります。
なにも確認せずに副業をはじめて、ルール違反となってしまってはいけません。
大学で副業が許可されているのか、しっかりと確認してから行うようにしましょう。
どれぐらい稼ぐかを決めること
副業は、経費を除いた年収が20万円を超えると確定申告をしなければいけません。
「確定申告をするほど稼ぎたいのか」をまずは考えましょう。
確定申告は面倒な作業です。
領収書やレシートなど、副業にかかった経費をしっかりとメモする必要があります。
そういったものに面倒臭さを感じる方は、最初から副業の収入上限を決め、確定申告を
しなくても良い程度で働けるよう、コントロールしましょう。
大学教員が副業する理由は「刺激がほしいから」
大学教員は「刺激がほしいから」副業を探します。
研究はずっと閉じこもって行うものなので、気分転換が必要ですよね。
そういったことから、情報収集や新な縁を求めて副業をする方も多いです。
近年テレビでは大学教員の出演が増えつつあります。
国立大学も私立大学も平等に、目にする機会がふえました。
これは、大学側が副業を容認してきているからです。
副業はたしかに生活費の足しになりますし、新しい風を吹かせることが可能です。
さらに、認知度をあげることで学生を確保することも可能になりました。
そういった面から、少しずつ副業は許容されてきています。
時代とともに大学側も考えや動きが変わってきました。
そんな時代になった今、刺激や情報収集のために副業を探してみる価値はおおいにあるでしょう。
まとめ:大学教員でも副業は可能!自分にあう副業を探そう!
大学教員も、大学によっては副業が可能であることがわかりました。
ですが、国立大学はほぼ副業禁止であるのに対し、私立大学がルールによっては副業が可能となります。
自分の所属している大学によって異なりますので、きちんと確認をしておきましょう。
大学教員は自身の研究や講義、論文執筆などの仕事が多いです。
そこにテレビ出演などの副業が入ると、本業がおろそかになることも。
ですが副業は、新たな情報や刺激をもらえること間違いなしですので、一度確認してみてはいかがでしょうか?
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